本プロジェクトについて
島の自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査
与論島は、自然の恵みを活かした暮らしを大切にしてきた島です。2020年より、地域の方と一緒に、与論島の人たちが自然ととも生きてきた知恵や暮らしの移り変わりに関する歴史文化資料 の収集と記録に取り組み、島の未来のあり方を考える市民参加型「自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査」プロジェクトを始めました。
その一環として当プロジェクトでは、写真やモノ資料、地域の方々の声を、与論島の歴史や文化をつむぐ未来への宝物としてとらえ、地域のみなさんと一緒に記録し、受け継ぐ活動を取り組んでいます。収集や記録された資料は、展示やデジタルアーカイブ、教育教材などに活用を考えています。そして、多様な世代や様々な経験を持つ方々とともに、思い出や記憶を語り合ったり、より良い島の未来のあり方を考えるために、許諾の得られたものについては、誰もが閲覧あるいは使用できるように公開を行う予定です。 この趣旨の下、地域の方からご提供いただいた資料は、「写真等の使用許諾書」にもとづき、デジタル化し、ご希望の条件に応じて、行政資料や研究・教育資料、地域歴史文化資料として大切に扱います。また、写真については、撮影者および被写体の権利・名誉等を傷つけないよう、十分に配慮し、適切に取り扱います。
「島の自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査」は、これからも続きます。島に生きる一人一人の物語(ナラティブ)は、地域の歴史でもあります。あなたのおうちにある思い出のアルバムの中にも、島の歴史を伝える貴重な写真が眠っているかもしれません。もしこの調査の趣旨に賛同し、写真の提供や収集活動等に少しでもご協力いただけるようでしたら、ぜひ「島の自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査」事務局までお声かけください。ゆんぬ古写真調査では、島が歩んできた歴史や文化の資料収集と記録に取り組み 、島の未来を語らう仲間を募集しています。
あなたも仲間とともに島の過去を学び、伝え、これからの未来を考えてみませんか
<島の自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査>参加機関・プロジェクト
- 与論町教育委員会
- 与論民俗村
- NPO法人 海の再生ネットワークよろん
- 琉球大学人文社会学部 高橋そよ研究室
- 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」
- 人間文化研究機構総合地球環境学研究所LINKAGE プロジェクト
<お問い合わせ先>
ゆんぬ古写真展事務局
E-mail: yunnu2020[at]gmail.com