島の自然と暮らしのゆんぬ古写真展 vol.4 備える、転じる
展示にあたって

与論島は、自然の恵みを活かした暮らしを大切にしてきた島です。2020年より、地域の方や与論町教育委員会、地元NPO、資料館、研究者らが共に協力しあう協働プロジェクトとして、市民参加型「自然と暮らしを考えるゆんぬ古写真調査」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、与論島の人たちが自然ととも生きてきた知恵や暮らし、自然の移り変わりを理解する歴史文化資料の収集と記録や、島の未来のあり方を考えるための対話の場づくり、教育教材開発、誰もが閲覧し、使用することのできるデジタルアーカイブの構築に取り組んできました。
第4回目になる写真展のテーマは「 備える、転じる」。
歴史を振り返ると、島は台風や大雨、水不足などの自然災害だけではなく、赤痢や新型コロナウィルスなどの疫病をはじめ、さまざまな「災い」と向き合ってきました。これらの経験と記憶に耳を傾けることは、生きる知恵を未来へ繋ぐことでもあります。収集された昭和30年代から現代までの写真を通して、島の自然や暮らしがどのように変化してきたのかを、ぜひ世代を超えて語り合う機会となれば幸いです。写真の中には、詳しくはいつの、何をしているものなのか、わからないものがたくさんあります。ぜひ、いろんな世代の方に見ていただき、情報提供いただければと願っています。
日 時 2025年2025年2月13日(木)〜28日(金)
場 所 砂美地来館 〒891-9301
鹿児島県大島郡与論町茶花2045 【お問い合わせ先】
ゆんぬ古写真展事務局 yunnu2020[at]gmail.com
展示写真一覧(クリックすると説明をご覧いただけます)
海の災い












陸の災い











畑の災い











災いの経験を、暮らしの知恵へ転じる






新型コロナウィルス感染症を記録するーCOVID -19の記憶 何を・誰が・どう残すか




















2024年11月の「大雨特別警報」







